外構の予算、どう考える?新築マイホームの「理想」と「現実」

「外構って、いくらかけるのが普通?」

家づくりの中で、意外と見落とされがちな外構工事。でも、いざ話が進むと「えっ、そんなにするの!?」と驚く人も少なくありません。

この記事では、新築外構の予算感や費用の内訳、「後悔しないための考え方」をお伝えします。


① 一般的な外構費用の相場

外構の費用は、建物本体価格の10%〜15%程度が目安と言われています。

たとえば、建物が2,500万円なら外構に250〜375万円くらい。

もちろん、土地の条件・敷地の広さ・どこまでやるかで変わりますが、100万円未満では最低限の工事しかできないのが実情です。


② 外構費用の内訳って?

  • 駐車スペース(カーポート・土間コンクリート)
  • 門柱・ポスト・表札
  • フェンス・境界ブロック
  • アプローチ
  • 庭まわり(芝・植栽・ウッドデッキなど)

この中でも、駐車場・フェンス・デッキが高額になりがちです。

予算をコントロールするには、「全部やる」より「優先順位を決めて段階的に」がおすすめ。

くじらが特におすすめしているのは、以下のような方法です。これをやることで将来的に無駄な壊し作業が必要なく、トータルでコストが最も抑えられます。

①将来にわたっての家族の変化を想定する(子どもの成長、巣立ち、老後の生活)

②その間にやりたいアクティビティの洗い出し(BBQや庭キャンプ、家庭菜園、ちょっとしたボール遊び、用具収納倉庫など)

③優先順位をだして、一期工事、二期工事、、の計画を立てる(全部最初からやらなくてOK!)

④室外機、立水栓などが干渉しないか確認、それぞれのスペースをから家を建てる。必要な場合は、家の工事の際に外部電源、水道栓の引き伸ばしなどをやっておく。


③ 最初にかけておくべき部分・あとからでも良い部分

最初にやるべきあとからでもOK
駐車スペース フェンス・門柱(防犯・境界) アプローチ(安全性)ウッドデッキ 芝生・植栽 庭の照明

ライフスタイルが固まってから追加できるものは、後回しでも大丈夫。

「使う頻度が高いところ」「防犯・安全に関わる部分」を優先しましょう。


④ 予算にメリハリをつける考え方

おすすめは、「見える場所・使う場所」に集中投資

道路から見える門まわりや、毎日出入りする駐車場まわりにお金をかけて、裏庭など人目につかないところは簡素に。

見た目の印象と実用性、どちらも満たせます。

こちらのフェンスは高さが違います

通常であれば高さを揃えて整えるところですが、設置箇所が人目につかない場所のため、ここはカット部分として予算を抑えました。代わりにご主人こだわりのカーポートに注力できました(^^)


⑤ くじら企画が提案する「予算の組み立て方」

私たちは、お客様と一緒に「どこを大事にしたいか」を整理するところから始めます。

決められた予算の中で、暮らしやすさとデザイン、将来の手入れも考えて提案しています。

「〇〇万円くらいなんだけど、何ができる?」そんなご相談も大歓迎です。


まとめ:外構も「予算配分」が満足度のカギ

家にお金をかけたぶん、外構はあと回しに…
そんな流れになりがちですが、実は外構が暮らしの快適さを左右することも多いんです。

焦らず、でも後悔しないように。
外構予算は「使い方」で満足度が変わります。

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