レイズドベッドって何?家庭菜園や花壇に“高さ”をつけると良い理由|くじら企画の庭づくりコラム

レイズドベッドは、見た目も機能もアップできる“高さのある花壇”
レイズドベッド(Raised Bed)とは、地面より高く土を入れて作る花壇や家庭菜園のこと。
体にやさしく、手入れしやすく、水はけも良いという特長から、家庭菜園や花壇づくりにぴったりのスタイルです。
この記事では、レイズドベッドの基本と“高さをつけるメリット”をやさしく解説します。
レイズドベッドとは?どんな花壇なの?
レイズドベッドは、レンガ・ブロック・木枠などで枠を作り、地面より高く土を盛って植物を育てる花壇や畑のことです。

木製のレイズドベッド。設置が簡単で、低コストで出来ます。工具や技術も不要ですので、DIY向き。ただし、数年で腐食することも。

ネットなどで簡単に手に入るガルバリウム製の腰高花壇。簡単に組み立てできる&耐久性もあります。

レンガやブロックで立ち上げたレイズドベッド。デザイン性と自由度が抜群なので、存在感のある印象を与えます。モルタルを使うのでプロでないと難しい側面もあります。
海外では一般的なスタイル
海外(特に欧米)では古くから用いられており、効率的かつ機能的な家庭菜園法として親しまれています。
特長まとめ:
- 高齢者や腰痛がある方でも作業がラク
- 排水性・通気性がよく、野菜が育ちやすい
- おしゃれで整った外観がつくれる
高さをつけることで得られるメリット
1. 作業がしやすく、体にやさしい
しゃがまずに作業できるため、植え付け・収穫・草取りなどがラクになります。腰痛やひざ痛がある方にも最適です。
2. 水はけ・土質の調整がしやすい
雨が多い地域や、粘土質の土にお悩みの方には特におすすめ。好きな培養土を入れることができるため、土の質を自由に調整できます。
3. 庭のデザインに立体感が出る
高さをつけることで、平坦な庭でも空間にリズムが生まれます。ナチュラルにもモダンにも対応でき、素材次第で雰囲気を変えられます。
素材と施工のバリエーション
用途や設置場所によって、さまざまな素材が使えます。
| 素材 | 向いている用途 | 耐久性 |
|---|---|---|
| 木製 | ナチュラルな雰囲気、小型菜園 | △(防腐処理が必要) |
| ブロック | 高さを出したい、大きめの花壇 | ◎ |
| レンガ | 雰囲気重視の花壇 | ◯ |
| 樹脂パネル | DIY向け、軽くて扱いやすい | ◯〜◎ |
DIYでもできる?プロに頼むべき?
市販のキットでも簡単に作れますが、以下の点を考えるとある程度の高さを出す場合はプロの施工が安心です。
- 排水設計や土の重さに対する補強
- 使用素材の耐久性
- 地形に合わせた仕上がりの美しさ
はじめての高さのある家庭菜園に

変わり種レイズドベッド。自然石で30cmほど立ち上げています。土留の役割と、目線のUPに効果あり。一度で二度おいしい施工方法です。

自社のオープンガーデンです。画家のHUDERT WASSER風のリサイクルレンガを使用。他にないインパクト、時が経てば経つほどに増す風合いが最高に魅力的。

(番外編)プチレイズドベッド。10cm弱ほど区切る程度に上がっています。特長として50cmの奥行きで完全に手の届く範囲で栽培できるようにしています。
小さな庭やベランダでも、高さのある花壇を作ることで「草取りがラク」「収穫が楽しい」といった声が多数。
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よくあるご質問(FAQ)
Q:家庭菜園用のレイズドベッドは何cmの高さがおすすめですか?
A:30〜50cm程度がおすすめです。腰への負担を軽減し、虫の侵入もある程度抑えられます。
Q:小さな庭でも設置できますか?
A:はい、スペースに応じたサイズ設計が可能です。コンパクトでも高さがあるだけで快適になります。
Q:木製の枠は腐りませんか?
A:無処理だと腐りやすいため、防腐処理や内側にシートを張るなどの工夫をすれば長持ちします。
まとめ|“地面から離れる”だけで快適になる庭づくり
庭やベランダでの園芸がもっとラクになる「レイズドベッド」は、
- 作業しやすく
- 水はけが良く
- 見た目も整う
という三拍子そろったガーデンスタイルです。

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