今ある植木を生かして、安全で手がかからない庭に変える方法
「この木、まだ元気だけど…そろそろ手に負えないかも」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
「植えたときはかわいかったのに、今じゃ脚立がないと剪定できんのよ」って声、よーく聞きます。
わたしのご近所の〇〇さん(78歳)も、毎年モッコウバラと戦ってるんですけど、最近は「もう勝てん…」って言ってました(笑)
でもね、植木を全部切ってしまう必要はないんですよ。
いまある木を生かしながら、安全で、手がかからない庭に整えることができるんです。
どこが危ない? まずは“植木の見直しチェック”から
- 枝が電線や隣家にかかっている
- 根が盛り上がって、石やタイルがずれている
- 脚立を使わないと手が届かない
- 落ち葉が多すぎて掃除が大変
このうち2つ以上当てはまったら、「そろそろ調整した方がいいサイン」です。


剪定ビフォーアフター
自分でするのが無理!な方は、リセットだけ外注するのはいかがでしょうか?
こちらはくじらのお客様のお宅ですが、ゴミ片付込で5万円ほど。
「予想以上にスッキリ!」と喜んでいただけました(^^)
木は「小さく保つ」「選んで残す」がキホン!
たとえば:
- 高木は剪定してコンパクトサイズに維持
- 影ができて暗い場所は、1本だけ残して日当たり確保
- 台風や風の強い場所は倒れやすい木を撤去
いまどきは「刈り込んで形を保つ木」じゃなくて、
自然樹形で手間のかからない木を残す人が増えてるんです。

オリーブは生長が比較的ゆっくりで、ナチュラルな形でもオシャレ&育てやすい
木が残ると、“庭の温もり”が残ります
全部スッキリ更地にしてコンクリにすると、たしかに手間はゼロ。
でもそれって、ちょっとさみしいと思いませんか?

居間の掃き出し窓の外が土間コンクリートになったので、大きな鉢植えのドウダンツツジを置きました。ドウダンは春に小さな白い花をつけ、秋にはハッとするほど見事に紅葉します。これで窓の風景からも季節の移ろいを楽しめますね!
一本でも木があれば、季節の変化が見えるし、
ちょっと日陰もできるし、何より「庭っぽさ」が残ります。

スッキリ整理して、ポイントでグリーンを残す。
ここだけ管理すればいいから、ラクで楽しい!
手がかからない=ゼロにする、じゃない。
続けられる形に整えるって考え方、わたしはとっても好きです。

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